政治的な範疇にかぎらず広義的な範囲において今年伝えたいこと。
①忘却への警告
「記憶にございません」
「捨てたのでわかりません」
「仮定の話に はお答えしません」
質疑に対し、のらりくらりと答弁し、議論を間延びさせる。
その結果、真実を求めていたはずの国民は進展のない議論にヘキエ キし、
真実を求める行為自体に飽きてしまう。
審査機関としての国会は形骸化し、ひいては政治自体への無関心を
国家の未来より個人の明日のほうに我々の関心は向きやすい。
「まぁ、今の生活ができればいいか」
時の権力者がそこを逆手にとり、「形骸化」によって
民主主義のチ ェック機能を停止させ、己が望むように国家を動かそうとする
恐怖 がそこにひっそりと広がっていく。
大事なことは「忘れない」ということ。
政治に対し直接的な行動ができる機会は多くはない。
日々起こる事象に関心をもち、経緯や結果、それから引き起こされ た
日々起こる事象に関心をもち、経緯や結果、それから引き起こされ
感情に至るまで忘れないこと。
そしてその思いを次の一票に込める。
我々が無関心で、一時的に感情を高ぶらせても進展しない議論に
飽 きて忘れてしまえば、権力者の思うツボである。
HATOBOYS は2017のアノ騒動をシンボルとして忘却への警告をします。
このTシャツは街で着るというよりは、よりプライベートな空間で 、
部屋着やパジャマとして活用していただき、「忘れない」という 気持ちを
持ち続けるために着用していただきたい。
その恐怖を防ぐために。
②教育
あわせて、教育の重要性にも触れておく。
気概をもった政治家になることも、気概をもった政治家を
選ぶこと も学び伝えていくこと。
フェイクニュースなる単語が飛び交う昨今だが、あふれる情報の取 り扱い方、
かねてから言われているメディアリテラシー、といわけ ネットリテラシーについての
教育の重要性についても触れておく。
③デザイン
「教育して叱ってくれぇえ」
かの騒動が教育機関がかかわるものであることから
上の歌詞を含む「群青日和」
さらにはタイトルずばりの
東京事変のアルバム『教育』が1つ
ロゴと夫妻のイラストをどのように絡めるかに悩んでいた時。
今年の夏、『ヴォーグ・オム』で「ボーンズブリゲード」の特集を読んだ。
そこに2月に見たモスキーノのプリントが脳内でリンクし
「忘却という深淵」の向こうから覗き返してくる夫妻のイメージが完成した。
この気持ちを忘れないようにしたい。
お求めはこちらから。