2011/03/03

Back in the Days... 95-96A/W Paris Milan Mens collection

2011年春夏、ラフ・シモンズの「ジル・サンダー」が見せたパレットのような原色x原色。

グッチ時代は鳴かず飛ばずだったイタロ・ズッケーリ、彼の才能が開花した
新生「カルバン・クライン」の魅力はテカテカ、ピカピカ、ゴワゴワ、フューチャリスティックなマテリアル。


どちらもとっても90sな雰囲気。


ひたすら装飾することをファッションとした80年代にくらべ
テクノロジーの進化でさまざまな素材が登場した90年代は
フォルムはシンプルでも、色や素材などのディティールで魅せた時代だったと言えるでしょう。


先述の2ブランドに限らず、徐々に90年代リバイバルの足音は聞こえてきています。
80sにくらべ説明しづらい。わかりにくいのが90s。


ここではなつかしの「メンズ・ノンノ」記事から当時を振り返ってみましょう!!




まずはパリコレ。

いつの時代も最注目がトップにきます。
この時はゴルチェとドリス。
どちらの配色もこの春のジルサンダーみたい。



W&LT、いちはやくWEBと連動したコレクションを発表。
「ゲイ的エロティシズム」と表現されるなど、当時かなりセンセーショナルな存在。

ラングはこの時噴火寸前。
この後、樫山の資本で世界を席巻。






続いてミラノ

トップはドルガバ。
デニムは一切なくこの当時はシチリアの伊達男推しでした。

グッチはすでにトム・フォードでしたがまだイケてません。
この後カリーヌらが加わり彼の伝説がはじまります。



D&Gは始まったばかりの頃。ひたすらロゴ推し。
ファーストラインとことなり原色と化学繊維をつかった若々しいコレクション。


お気づきの通りプラダはまだショーをおこなっていませんでした。




今年高校一年生の子が生まれた年のコレクション。
なつかしい!?
新鮮!?

いいものはいつみてもいい。

少しでも90sの空気を感じてもらえたらSai-Wai

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